日本語ホームページの限界 | SEOとサイトデザインと仕事について考えてみる。

日本語ホームページの限界

デザイン系のサイトを見ていると、海外サイトのデザイン集みたいなのがある。
言い方が非常に悪いがこんな感じだ。
「海外のサイトはこんなにクールなんだぜ。もっと真似しようよ!」
「こんなに落ち着いた雰囲気のデザインがあるよ!」

みたいな。

落ち着いたデザインを求められた時に参考にしてしまいがちだが実はほとんど参考にならない。
「日本語WEBデザイン」の限界にみんな気がついていて目を塞いでいる。
「ブラウザのデバイスフォントの明朝がダサいから、serif系フォントでデザインができないことに。いや、できないじゃないな。ダサい。」

画像やFlashやプラグインを使えば解消できるが、それでは、みんな大好きユニバーサルデザインではなくなってしまう。スマートフォンでも一部の機種で見れなくなる。私共への良くある依頼の一つが「文章を魅せる為の縦書き」であり、「和風」のホームページだ。(本当に良くある。)だが、残念ながらこれらの依頼は、実例をお見せしたりプロトタイプを作ってお見せした段階で「終了フラグ」が立つ。理由は簡単。ダサいかユニバーサルデザインを捨てるかの二択になるからだ。縦書き自体はCSS3で実装予定(注:予定じゃなくなったらしい。とほほ。)のプロパティの一つである。2011/09/02時点では、InternetExproler5.5以降であれば実装されているがフォントはもうどうしようもない。
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/report/g-daisy/css/vertical.html
を参考にフォントセットにAdobeの小塚明朝を指定して実際に組んでみたプロトタイプというか落書きです。InternetExplorerでどうぞ。
http://www.speed-fish.com/tategaki.html

嗚呼、だせえ。色々ともうだせえ。レイアウトとか段組は研究の余地はあるが、もうガラパゴスジャパン。

前略 各メーカー様
電子書籍とかFlash対応とかスマートフォンとかそういうのをやる前にユニバーサルでボーダーレスな環境を作る為にも是非かっこいいWEBデバイス標準の明朝体の搭載をお願いいたします。そしてできれば縦書き対応も早めに。縦書きをHTML+CSSで表現できればもっとペーパーレスに繋がる可能性も秘めてますよ。そして色々なアーティストさんも動きます。だって日本語の文章は縦書きで明朝が美しいですもの。外人の方々が横書きでタトゥーなんてほとんど見ないでしょ。全くもう。


最終更新日
2011.09.14 (水)
最終更新者
Takayuki Hirosawa